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室井 尚・吉岡 洋 著


情報と生命

脳・コンピュータ・宇宙


四六判224頁

定価:本体1600円+税

発売日 93.12.10

ISBN 4-7885-0472-3

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今や全く新しい認識の次元を拓きつつある脳科学とコンピュータ科学,そのめざすところを「情報」と「生命」を手がかりにさぐる。SF形式の叙述もまじえながら我々が自明の前提にしてきた思考の枠組を解体して,21世紀への知の「地図」を提供する。

◆本文紹介◆
人間を機械と考える人間機械論は歴史を振り返ってみれば決して珍しいものではない。それはデモクリトス以来の長い伝統を持っている。だが、近代以降においてそれが語られるときにはキリスト教との複雑な関係を見逃すことはできない。
聖書において生命はすべて神の被造物であり、いわば神の手作りの「機械」であった。だが、人間だけは他の動物と違って「神の似姿」から作られており、神の属性である「理性」を与えられたとされている。つまり人間だけが「心」をもっており、それゆえ他の生物と人間は根本的に異なっているのだ。(「生命論的機械」より)

◆書評
「図書新聞」94.2.19 杉田 敦氏評
「STUDIO VOISE」94.4 志賀隆生氏評
「QJ」94
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◆目 次◆
序文
T意識×機械
〈私〉というシステム/ソフトウェアとしての精神/人間と機械/生命論的機会/歴史とセクシュアリティ/ディスクの中の人生/情報という視点
U脳×現実
脳・精神・記憶/脳内コンピュータ/ロボットの記憶/脳の中の〈他者〉/脳からリアリティへ/アナザーワールド/霊界の解法
V生命×宇宙
他者との遭遇/文化という記憶装置 /進化する宇宙/物語と時間/生命・AI・物語/挑発するカオス/偶発性と進化/死について/情報と生命
あとがき
参考文献/索引


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