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(C)新曜社

立川健二・山田広昭 著


現代言語論

ソシュール,フロイト,ウィトゲンシュタイン


四六判264頁

定価:本体1800円+税

発売日 90.6.15

ISBN 4-7885-0372-7

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現代思想の最前線を切り拓く言語論。「手紙」「約束」「誘惑」等の新鮮なキーワードを手がかりに,ソシュール,フロイト,ウィトゲンシュタインをその可能性の中心で読み多方向に交通させることで,言語をめぐる思考を我々の生きる時空に解き放つ。

◆本文紹介◆
現代言語学の創始者であるフェルディナン・ド・ソシュールが明らかにしたように「言語」とか「言葉」とかいったものは、実体としてあらかじめ存在しているわけではない。われわれが客観的に存在すると思い込んでいる日本語という言語にせよ、単語にせよ、文にせよ、あるいは音節にせよ、すべてはそれを研究する言語学者の〈視点〉によって切り出されたもの出にすぎない。視点の違いによって対象は姿をかえるのだし、そもそも〈視点〉以前には対象は存在しない。ソシュールが言うように「事物を作り出すのは視点」なのである。対象は創りだされなければならない。これは、おそらく認識のすべての領域にかんしてあてはまることであろうし、すくなくとも言語の領域にかんしては確かにいえることだ。(「はじめに」より)

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◆目 次◆
はじめに
現代言語論の三つの視点
Ⅰ システム・構造としての言語
記号/ソシュール/共時態と通時態/サピア/意味/バルト/グー/戯れ/ブレンダル/イェルムスレウ/固有名詞
Ⅱ 無意識としての言語
フロイトと言語/無意識/アナグラム/クリステヴァ/セミオティックとサンボリック/精神分析と言語使用論
Ⅲ 行為・コミュニケーションとしての言語
ウィトゲンシュタイン/交通/オースティン/対話/ヴァレリー/バンヴェニスト/デリダ サール論争/手紙/約束/誘惑
おわりに
現代言語論のためのブック・ガイド

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