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P・K・ファイヤアーベント 著 村上陽一郎・渡辺 博 訳 方法への挑戦科学的創造と知のアナーキズム | ||
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(81.3.5.) 4-7885-0124-4
◆目 次◆
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四六判 464頁 定価4410円(税込) |
鬼才ファイヤアーベントの名を一躍世界に高らしめた快著の邦訳。パラダイム論の論理をさらに徹底して科学史の革命的な読みかえを示し,科学的創造の世界における合理主義信仰を完膚なきまでに解体する。 ◆本文紹介◆ 「論理」の徹底的な訓練が、その領野で仕事をする人々を条件づけることになる。それは彼らの行動をより画一的なものとし、さらに歴史手過程の大きな部分を凍結して阻む。安定した「事実」が出現し、歴史の有為転変にもかかわらず自ずからを貫徹する。……こうして、厳格な規則によって取りまとめられるような伝統を創出することが可能になり、それはまたある範囲内では効果を収める。しかし、このような伝統を、他のあらゆることを排除してまで維持するのは、願わしいことなのであろうか。われわれは知識に関わりをもつための独占的権利をこの伝統に譲渡し、その結果、他の諸方法によって得られたどんな効果をも直ちに審理抜きで排除されるようにするべきなのだろうか。これこそ私がこのエッセイで問おうとする問題である。そしてこの問題に対する私の答えは、断固たる大音声で「否」となるはずである。(「序論」より) |