『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
状況と活動の心理学
コンセプト・方法・実践
はじめに
Ⅰ章 社会文化状況のコンセプト
Ⅰ-1活動媒介された有意味な社会的実践
Ⅰ-2文化多様な実践を生きる
Ⅰ-3発達文化・歴史の中のプロセス
Ⅰ-4社会「肉体に内蔵された心」を越えて
Ⅰ-5学習状況的学習論の観点から
Ⅰ-6媒介主体、道具、対象
Ⅰ-7言語と対話ヴィゴツキーの視座
Ⅰ-8認知と知識学習科学の誕生
Ⅱ章 実践(プラクティス)
Ⅱ-1アイデンティティ「私」であることの実践
Ⅱ-2記憶と想起思い出すことの社会的メカニズム
Ⅱ-3可視化と対象化属性を見出すためのデザイン
Ⅱ-4インスクリプション現実を描き出す道具立て
Ⅱ-5比較と分類比べ並べるための文化的デバイス
Ⅱ-6メディアとコミュニティつながりの社会的セッティング
Ⅱ-7サブカルチャー意味と価値を実践するコミュニティ
Ⅱ-8転移と越境状況間をまたぐダイナミズム
Ⅲ章 実践のドメイン
Ⅲ-1教室という空間相互行為としての学び
Ⅲ-2学校の外での学び教室から学びを解き放つ
Ⅲ-3流通と販売の現場協働はいかにして可能になるか
Ⅲ-4ネットワークとしてのデザイン人ともののネットワーク
Ⅲ-5実験室つくられたものとしての科学
Ⅲ-6交通環境を読み取るテクノロジー
Ⅲ-7医療の実践複雑さと多様さを解きほぐす
Ⅲ-8臨床の実践ことばがつくりだすもの
Ⅲ-9地域とボランティアつなげること、つながりあうこと
Ⅲ-10博物館・美術館モノを媒介にしたコミュニケーションの場
Ⅳ章 教育実践へのアプリケーション
Ⅳ-1話し合いの技法創造的対話を行うには
Ⅳ-2メディア利用教育教育におけるコンピュータ活用
Ⅳ-3科学教育授業における言葉へのアプローチ
Ⅳ-4数学教育道具的方法
Ⅳ-5国語教育言語と再び出会う
Ⅳ-6芸術教育活動としての芸術を経験すること
Ⅳ-7 1乳幼児保育 発達を主導する活動としての遊び
Ⅳ-8 障害児教育 ヴィゴツキーから学ぶ
Ⅳ-9 日本語教育 社会文化的アプローチと第二言語の指導法
Ⅴ章 方法・理念と手続き
Ⅴ-1 グラウンデッド・セオリー・アプローチ 象徴的相互作用論と活動理論との対話
Ⅴ-2 複線径路等至性モデル 発達における多様な可能性
Ⅴ-3 言説分析 日常の言語表現を疑う
Ⅴ-4 談話研究 話すこと書くことの理解と変革
Ⅴ-5 会話分析・エスノメソドロジー 人びとの活動を可能にしているものを明らかにする
Ⅴ-6 エスノグラフィー 状況的学習論の観点から
Ⅴ-7 アクションリサーチ 研究は変革する
Ⅴ-8 デザイン・メソッド 変化を創り出し、変化を解明する手法
Ⅴ-9 発達的ワークリサーチ 変化の扉を開く活動理論の研究方法論
Ⅵ章 インフォメーション
Ⅵ-1 文献紹介
Ⅵ-2 人物紹介
Ⅵ-3 関連学会、研究機関、学術論文ポータルサイト
引用文献
事項索引
人名索引
装幀=加藤光太郎